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インプラントも被せ物治療もメタルフリーの時代に!

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金属を使わない治療が主流の時代へ?メタルフリーとは

みなさんもご経験があるかとは思いますが、保険診療内で治療を受けると、治療用の素材として金属が用いられることがほとんどです。

しかし、日本の保険診療で使用される金属は、実は生体親和性の悪い合金などから構成されている素材。

近年では、審美性のみならず、より歯を長く持たせる目的で、メタルフリー素材が注目されるようになってきました。

日本の歯科治療現場では金属が多く使われている

歯科治療において、金属はさまざまなシーンで用いられています。金属を使った主な治療について確認してみましょう。

虫歯治療の被せ物・詰め物は金属が主流

現在、日本における虫歯治療では、その被せ物や詰め物の材料として、金属が使用されることが大半です。

金属が大半を占める理由には、日本の保険制度があります。戦後、保険診療がスタートした際に、歯科治療の被せ物や詰め物については、金属を使用することが明記されました。以来、時代は変化したにも関わらず保険診療の見直しが行われず、金属の被せ物や詰め物は、現在にまで至っている状況です。

被せ物や詰め物以外にも金属が使用されている

歯科治療で金属が使用されているのは、被せ物や詰め物だけではありません。

歯の神経を抜いた際、歯を折れにくくするようにする支柱としても、金属が使用されています。

金属以外の素材を使うことも可能ですが、保険適用内で治療したい場合には、現状、金属を使わざるを得ません。

そもそも金属と口腔内は生体親和性が悪い

歯科で良いとされている金属素材は、プラチナを混ぜた白金加金です。しかし、金属であることには変わりません。審美性が良くない上に、腐食や酸化はどうしても避けられません。

特に口腔内においては、いかなる金属であっても生体親和性は悪いとされます。

金属の被せ物や詰め物が取れるのは当然

口の中は、常に唾液で濡れています。なおかつ、常に一定の温度が保たれています。これらの環境だけでも、金属は酸化・腐食へと向かいます。加えて口腔内には、常に一億個の細菌が生息しています。食べ物のカスや歯垢などの汚れも、常に存在しています。

このような悪条件の中で、金属が10年、20年と良好な状態を維持することは、理論的に考えられません。金属の被せ物や詰め物が取れた、という経験をお持ちの方も多いと思いますが、歯に装着した金属素材が取れてしまうことは当然です。

近年はメタルフリー素材が多く使用されるようになってきた

被せ物・インプラント・審美治療などに広く普及

かつては、虫歯治療の後の被せ物や詰め物に金属を使用することが一般的でしたが、現在ではメタルフリー素材を選ぶ患者様も随分と多くなってきました。

またインプラントにおいても、被せ物はもとより、支柱にもジルコニアなどのメタルフリー素材が用いられることがあります。

審美治療の分野では、歯を白く見せたり多少の形を整えるために、歯の表面を薄く削った上でメタルフリー素材のセラミックを張り付ける治療があります。

神経を抜いた歯の支柱に適したグラスファイバー

神経を抜いた歯の支柱に、メタルフリー素材のファイバーコアポストが用いられる例も増えています。

ファイバーコアポストとは、釣り竿などに使用されている柔軟性のある素材。生体親和性が良いうえに、前後左右からの力に対して一定の弾力を保ちます。歯にはさまざまな角度から力が加わるため、支柱に弾力を付けることは、歯の長期的な維持において非常に有効です。

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