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インプラントは歯を失ってしまった場合の治療の一つとして優れていますが、成功率は100パーセントではありません。どうしても何らかの不具合が起こるリスクは残ります。不幸にもインプラント治療が失敗してしまった場合にかかる費用について解説します。
治療後に不具合や相談をしたい場合に気になる費用。基本的に治療を受けた歯科医院での相談が一般的ですが、脱落してしまった場合やインプラント歯周炎など撤去が必要な症状が出た場合は、状況に応じて再治療・やり直しなどの相談先も変わってきます。
インプラントの撤去に関するお悩みなら…
実績豊富な歯科医師が回答するFAQ
インプラントの失敗の原因が歯科医院にあると判断されれば、保証の範囲で再治療を受けられる可能性があります。場合によっては無償でインプラントを入れ直すこともできるでしょう。
しかし、患者さん側の原因でインプラントの失敗が起こると話は変わってきます。 たとえば、定期的なメンテナンスを受けていない、ブラッシングなどのセルフケアを怠っていた、そのような背景があるのであれば再治療は無償ではなく自己負担になってしまうケースもあります。
もしインプラント治療が失敗したら、その歯科医師に対する信頼感を保てなくなることもあるでしょう。もちろん別の歯科医院でやり直すことも可能ですが、失敗したインプラントの再治療は簡単ではありません。
一度失敗したことによって、骨の吸収が起こってやせてしまっていたり、歯肉が委縮してしまったりするからです。
別の歯科医院でやり直す場合は、インプラントのリカバリー(再治療)を多く手がけている歯科医院など、確かな実績を有していることを基準にするべきです。
前述のようにインプラントの失敗の原因が歯科医院にあって、そこで再治療ができない場合は治療費を一部返金してもらえる可能性があります。
ただし、インプラントの失敗の原因が患者さん側にある場合などは難しいかもしれません。
このようなケースでは、返金に応じてもらえないこともあるでしょう。 患者さんが守らなければならないルールはしっかり守る必要がありますが、その上でインプラントの不具合がある場合は、返金について歯科医院に相談することをおすすめします。
もしインプラント治療が失敗してしまい、主治医に相談できなかったり、信頼関係が壊れてしまったりした場合は、相談先を考えなければなりません。
たとえば、以下のような方法があります。
治療を受けた歯科医院に相談しても納得のいく回答が得られない、そもそも相談する気持ちになれない、そんなときはセカンドオピニオンを検討してみましょう。つまり、主治医以外の歯科医師の意見を聞くということです。
ただ、どの歯科医師に相談すればいいのかわからないという人も多いでしょう。歯科医院は数多く存在しますし、そもそもどの歯科医師がインプラント治療に精通しているか判断できないと思われます。
そんなときは上記「別の歯科医院でやり直す場合」と同様に、インプラントのリカバリーを多く手がけている歯科医院がおすすめです。難しい症例など、さまざまなケースを経験している歯科医師に対応してもらうことで、適した診断と治療が期待できます。
繰り返しになりますが、インプラントのやり直しは初回治療よりも難しくなるケースがほとんどです。したがって、まずはしっかりと歯科医師の診察を受け、個々の状態に応じた再治療を受けることが大切です。
本来であれば、インプラント治療の失敗が起こらないように信頼できる歯科医院を見つけることが第一です。しかし、冒頭に述べたように治療が100パーセント成功するとは限りません。残念ながらやり直しが必要になってしまったら、インプラント治療で十分な実績がある歯科医院を選びましょう。