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インプラントを受けることになる最大の理由が、歯の欠損です。なぜ歯は欠損してしまうのでしょうか。
また、どのようにすれば歯の欠損を防ぐことができるのか。ここでは、インプラントを検討する方もそうでない方も知りたい、歯の欠損について解説します。
歯が欠損してしまう理由の代表的な3つは以下の通りです。それぞれが単独で歯の欠損理由になることもあれば、複合的に重なってしまうケースもあります。
歯が欠損する大きな理由の一つが、歯の根の先に膿が溜まってしまうこと。この膿が歯を支える顎の骨を溶かし、歯の欠損に至ります。
膿が発生する原因の大半は、虫歯によるものです。
歯周病もまた、歯を支える顎の骨を溶かしてしまう大きな原因となりえます。
歯周病により支えるべき骨が少なくなっていけば、やがて歯が欠損します。
外傷が原因で歯を欠損してしまうケースも少なくありません。
主な外傷の理由は、転倒、スポーツ、交通事故です。
どんなに丁寧に歯のケアを行っても、虫歯になってしまう方がいます。
逆に、どんなに歯のケアが不十分であったとしても、虫歯にならない方もいます。
虫歯になりやすい方には残念な話ですが、この事象の原因は主に、生まれつきの唾液の成分にあります。
唾液の量が少ない方は、虫歯になりやすいとされています。口腔内で虫歯菌が繁殖しやすくなるからです。
口腔内には唾液を生み出す複数の穴があります。それぞれの穴からは、サラサラした唾液と、粘度の高い唾液とが常に生まれています。これらのうち、粘度の高い唾液の比率が多い方は、虫歯になりやすいと言われています。
口腔内の状態を中和させるために、唾液はややアルカリ性に傾いています。よって、唾液のpH値が低めの場合、中和が不十分となり虫歯が生じやすくなります。
唾液の性質が上記とは真逆、つまり「唾液の量が多く、粘度が低く、アルカリ性」の方の場合、虫歯になる可能性は低くなります。
しかしながら、このタイプの方は、幼いころから歯科医院とは無縁であるために、歯のケアが怠りがちになります。
30代くらいまで一切虫歯がなかったとしても、そのまま口腔ケアが不十分な状態が続けば、40~50代に入ってから歯石が蓄積。虫歯ではなく、歯周病を発症する恐れがあるのです。
虫歯は単独の歯の病気ですが、歯周病は歯の根元のエリア一帯の病気。
悪化すると、エリアに属する3~4本の歯を一気に抜かなければならなくなることもあります。
虫歯になりにくい体質の方でも、油断せずに毎日こまめなケアを行うことが大事です。
なお、虫歯になりやすい体質の方は、逆にケアが丁寧な傾向にあります。それにより、子供のころの一時期を除き、大人になってからは歯の問題が生じない方も少なくありません。
経験の豊富な歯科医師の場合、患者様の顔や歯を見るだけで、その方の生活習慣や性格、家庭環境などをイメージできることがあります。
歯科医師は、このイメージに基づいて患者様の将来像を描き、そのゴールに沿った治療法を選択していく必要があるといえます。
たとえば、顎の筋肉が発達していて歯の磨り減りが多い患者様であれば、日頃の噛み締めが強かったり歯ぎしりをしている可能性を推測できます。
このように、経験豊富な歯科医師ならば、歯の欠損が生まれやすい生活習慣であるかどうか、性格であるかどうかも、考慮して治療計画を立てます。それぞれの患者様の個性に応じた治療法を選択し、将来の歯に最善の結果をもたらすようにすることは、歯科医師の腕の見せ所とも言えるでしょう。