失敗しない、インプラント治療ガイド

           

インプラントの失敗、
そこには必ず理由があります。

           

一人でも多くの方をインプラントで幸せにしたい。
だから、医師として伝えたいことがあります。

           

「歯を取り戻すことができた」という数々の喜びの声とともに、世の中に広まりつつあるインプラント治療。一方で、悲しい失敗やトラブルが起きているのもまた事実です。インプラントは正しく行なえば、たくさんのメリットがある治療法。だからこそ、インプラントの失敗から一人でも多くの患者さんを救いたいという思いから、適切な治療を受けるために注意すべきことやクリニックの選び方を改めて考えました。

インプラントは怖くない!失敗を防いで安全に努めれば、
これほどメリットの多い治療法はない。

諦めないで!インプラントでよみがえる自分の歯。

諦めないで!インプラントでよみがえる自分の歯。

失敗例やトラブルになった話を聞くと、インプラントは怖さがあり、二の足を踏んでしまうかもしれません。でもインプラント治療は本来、経験のある歯科医のもとで正しい治療を行えば、ブリッジや入れ歯、差し歯といった以前からある治療法に比べても多くのメリットがあります。インプラント治療の失敗ばかりを恐れるあまり、長期間にわたりよく噛める美しい歯を諦めてしまうのは、とてももったいないことだと思います。

では、インプラントが失敗する理由とは?
その原因はほとんどが“人為的な理由”。

歯科医&患者さんの双方が注意すればトラブルは回避できる!

歯科医&患者さんの双方が注意すればトラブルは回避!

インプラント治療で失敗した原因を探ってみると、そのほとんどが治療する歯科医の診断や治療計画の甘さ、施術レベルの未熟さによってトラブルを招いてしまうことがわかりました。またたとえ治療が上手くいったとしても、その後のアフターメンテナンスやケアを患者さんサイドが怠ってしまうと、なんらかの不具合が発生してしまうのです。ですから治療を始める前に、しっかりとインプラントについて理解しておく必要があります。

全体の診査診断治療計画の問題

噛み合わせや歯のバランス、歯周病など、口の中全体を通してチェックすることがインプラント治療には求められます。総合的な口腔内の診断後に治療計画を立てることが重要です。欠損した歯だけをインプラントで治療しても、本当の意味での解決にはなりません。

インプラントプランニングの問題

骨部分で支えるインプラントは、健康な骨が重要な役割を担っています。骨量や骨質、歯肉の厚みは個人差があるので、人それぞれに最適なインプラントのデザインや太さ、長さなど、最適な選択をする必要があります。

インプラント埋入時のトラブル

口内には血管や神経など重要な器官が集まっています。インプラントは外科手術を伴うので、細心の注意を払って手術しなければなりません。偶発事故を防ぐためにも、デンタルCTなどの診断機器や最新の治療器具を備えたクリニックで治療を受けましょう。

骨結合(オステオインテグレーション)しない

骨の状態も個人差があり、部位によっても変わってきます。また加齢によっても骨質は変化するものです。その人固有の骨質をきっちりと把握して適切な治療を施せば、骨結合しないといった失敗は避けられます。

軟組織(歯肉)不足

インプラントには健康な歯肉が一定量必要になってきます。歯肉が不足した状態ではインプラントを入れると炎症を引き起こしやすく、歯肉退縮の原因にもなってしまうのです。こうした場合はインプラント治療と同時に、歯周外科手術を行う必要がでてきます。

上部構造のトラブル

歯科インプラント治療では、天然歯に備わっている緩衝材の役割を果たす歯根膜がありません。このため、わずかな噛み合わせの不具合でも、結合不足を招いたり、上部構造の破損、緩みといったトラブルにつながってしまいます。

予後メンテナンスの重要性

周囲組織の炎症や骨吸収といったトラブルを避けるためにも、インプラント治療後は日常的なセルフケアが大切です。さらに口腔内のチェックも含めて、定期的に歯科クリニックを訪れてメンテナンスするよう心がけてください。

失敗しないための
インプラントクリニックの選び方

歯科治療の総合力が求められるインプラント

インプラントでは歯周病治療・口腔外科・噛み合わせを全てチェックする必要があり、歯科治療の様々な分野の知識と治療技術が歯科クリニックには求められます。つまりインプラントでは歯科治療の総合力が必要なのです。

専門医がいるか

専門医がいるか

知識や経験、手術レベルが一定以上の条件を満たしている歯科医を選ぶこと。日本口腔インプラント学会などから認定された専門医や指導医の肩書きがあるかどうかを受診される前に、ホームページなどで調べてみましょう。

設備が整っているか

設備が整っているか

診断・治療機器の進歩は、インプラント治療の成功率を高めた要因のひとつです。口腔内の状況が鮮明にわかるデンタルCTや骨結合度を音波で計測する機材が備わっていることは、もはやインプラントを治療するクリニックの必要条件と言っていいかもしれません。

実績・症例数が多いか

実績・症例数が多いか

歯科医のレベルを計る上で、症例数は治療実績や経験を知ることができるポイントです。年間200症例以上のインプラント治療を行なっているかどうかが、優良なクリニックを選ぶ時の基準になります。

転院を受け入れられるか

転院を受け入れられるか

転院する際には注意が必要です。そもそもインプラントはその特殊性から転院して治療を続けていくことが容易でない場合が多いものです。それだけに転院を多く受け入れてくれる歯科クリニックは、インプラント治療の設備が整っていたり、歯科医師の技術レベルが高いともいえます。

治療計画をしっかりとするか

治療計画をしっかりとするか

患者さんとのしっかりとした信頼関係を築いていれば、治療に対しての満足度は必然的に高くなるものです。治療計画や治療方針をきちんと事前に説明して示してくれる歯科医師のいるクリニックで、インプラント治療をするようにしましょう。

なぜ失敗?
インプラント事故のトラブル事例集

さまざまなトラブルの原因と解決法を解説

よく噛めて食事の喜びを取り戻せるインプラント。ところがインプラントも長期間使用しているとトラブルが発生することもあります。大事なのはその原因をしっかり分析し、正しい対処を行うこと。さまざまなインプラントのトラブルに対して、原因と対処法、トラブルを起こさないために気をつけることを解説します。

インプラントの失敗事例を詳しく見る

インプラント周囲炎の原因と治療方法
インプラントが骨を貫通する原因と治療方法
インプラントが固定(癒着)しない原因と治療方法
インプラントの細菌感染の原因と治療方法
インプラントによる出血の原因と治療方法
インプラントの不調和・見た目が悪い場合の原因と治療方法
インプラントのぐらつき・ゆるみの原因と治療方法
インプラントの割れの原因と治療方法
インプラントによる神経麻痺の原因と治療方法
インプラントによる歯茎の腫れの原因と治療方法
インプラントでモノを噛めない原因と治療方法
インプラントがとれる原因と治療方法
インプラントの死亡事故を防ぐには
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失敗を防ぐ
インプラントの正しい知識

治療を受ける前に知っておきたいインプラントの基礎知識

せっかくインプラント治療をしても、満足の得られない結果に終わってしまっては、何の意味もありません。むしろダメージの方が大きくなってしまうもの。失敗して後悔しないためにも、最低限知っておくべき知識やポイントを整理しておきましょう。

インプラント治療とは

ネジのような人工歯根(インプラント体)を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を取り付けて、天然歯と同じような機能を取り戻す治療法です。ブリッジや入れ歯にあるような欠点もなく、失った歯の機能を取り戻せる第3の治療法として注目されています。

インプラントのメリットとデメリット

画期的な歯科治療法として多くのメリットがあるインプラントでも、治療の仕方次第ではデメリットが生じてしまう懸念があります。特に歯科医の知識・経験不足によるテクニカルエラーには注意が必要です。クリニック選びは慎重に。

低侵襲治療が重要な理由

インプラント治療の今後の主流は、カラダへの負担やダメージが少ない低侵襲治療(MIインプラント)になっていくでしょう。手術方式も複数あり、施術には高度な技術レベルが求められます。

インプラントはメンテナンスが肝

歯の周囲組織が炎症したり骨吸収されてしまうインプラント周囲粘膜炎やインプラント周囲炎にならないためにも、インプラント治療後は、しっかりとメンテナンスやアフターケアをしていかなければなりません。毎日のブラッシングは基本ですよ。

インプラントの費用

格安インプラントも数多く出回っていますが、安いからと安易に費用だけをみて治療先を決めると、失敗した時に後悔の元となってしまいます。インプラント治療にかかる適正な費用相場を知っておきましょう。

治療期間・治療の流れ

一般的な虫歯治療などと違って、インプラントは外科的な手術を伴うため、治療期間は長くなります。手術時間自体は入れる本数にもよりますが、概ね30分〜3時間程度。あらかじめ治療の流れを確認しておけば安心です。

手術中の痛みはあるか

歯科治療には痛みや不安がつきものです。簡単な症例なら親不知を抜くよりも簡単だと言われるインプラント治療。痛みや不安を拭い去るための一番の方法は、歯科医に「治療のゴール」を示してもらうこと。到達点(治療の終わり)が分かっていれば、治療も頑張れますからね。

骨量が足りないときの手術

インプラント体を埋め込む部分の骨がしっかりしていないと、そもそも治療ができません。でも諦める必要はありません。骨不足でインプラント治療ができない場合でも、症例にあわせて複数種類の手術法がありますので大丈夫。

インプラントと他の治療の比較

失った歯を取り戻すための方法として従来採用されてきたブリッジや入れ歯、差し歯といったインプラント以外の方法があります。そのメリットとデメリットを理解して、どれが自分にとって最良の治療法になるのか見極めてから選択してください。

こんな人でもインプラントできる?

糖尿病や心臓病、骨粗しょう症などを患っている場合、インプラント治療が受けられない場合あります。こうした持病を患っている時は、かかりつけの医者と歯科医双方に相談して、インプラント治療ができるかどうかを判断してもらいましょう。

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情報力で差のつくインプラント治療クリニック選び

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